写真家 伊藤真理 Rotating Header Image

豚を通してみた雲南

ずっと10年以上豚を通じて雲南を見てきた。

最初の頃は当たり前のように放し飼いになっていた。村に行くと豚が迎えに出てきた。ほとんどが猪にとても似た黒豚だった。

豚は朝起きると自分で家を出て、村中を徘徊したり、市場に出没したり、道の真ん中で寝ていたりした。そして、夕方になると自分で家に帰っていった。



しかし、経済発展するにつれて、豚の飼い方も変わってきている。

だんだん黒豚から経済効率のいい白豚を飼うようになってきた。

白豚は放し飼いではなく、豚小屋に入れて配合飼料を与えて効率よく育てられる。




放し飼いの豚がどんどんいなくなってきた。。。

そして、さらに豊かになると豚を飼わず、必要なときに必要なだけ市場で豚肉を買うようになる。

市場で生きた豚を売ることもだんだん少なくなってきた。





そして、村で放牧している光景もどんどんなくなってきている。黒豚も少ない。




豚を通じて雲南の変化が見える。